温熱熱傷の1つ 〔外傷 ・病理学・医学〕

熱傷(ねっしょう)お湯や油などの熱・化学薬品・放射線などが原因で生じる体表組織(主に皮膚)の局所的損傷。

通称は火傷(やけど)。温熱熱傷の1つ。低温熱源による熱傷。

長時間の低温熱源の直接接触により受傷する。

接触部の温度が44℃だと約6 - 10時間で受傷する。また44 - 51℃までのあいだは接触する温度が高くなるにつれて受傷する時間が短縮される場合もある。

低温熱源とは湯たんぽ、懐炉、ストーブ、ホットカーペットなどおもに暖房器具。

受傷者側の要因としては、熟睡していたり体が不自由であったり、知覚麻痺、泥酔、一酸化炭素中毒、糖尿病による循環不良、などの状態にあると受傷しやすい。

また、ホットカーペットに幼児を寝かせ毛布をかぶせると熱中症にかかりやすいなど、暖房器具によるけがは多い。

(近年ではノートパソコンの使用に伴い、ひざに乗せることで本体底面部からの放熱でひざが、またキーボードやパームレスト部からの放熱で手のひらが、低温熱傷にかかる報告がある)。
update:2009年08月25日